夕暮れのフクロウ

―――すべての理論は灰色で、生命は緑なす樹。ヘーゲル概念論の研究のために―――(赤尾秀一の研究ブログ)

2006年7月のブログ記事

  • 福田康夫氏の総裁選不出馬──日本政治の体質

    九月に行われる自民党総裁選に福田康夫氏が出馬しないことになった。福田氏本人は、これまでも一度も総裁選出馬への意欲を明確に示したことはなかった。 小泉首相の靖国神社参拝問題が対中国や韓国との外交問題化し、その結果、日本国内にも小泉首相の靖国神社参拝に懸念を抱く人々の間に、靖国問題で慎重な姿勢を示す福... 続きをみる

  • 世界史の進行

    人類にとって平和はもっとも貴いものの一つである。しかし、平和も長く続くと、その貴重さも忘れ去られる。人間の悲しい性なのかも知れない。 先の北朝鮮のミサイル発射実験は、自国の安全を他国に委ねて自由と平和のうちに安眠してきた日本人に、あらためて国際情勢の危機と歴史の現実を教えることになった。 北朝鮮の... 続きをみる

  • 民主主義の概念(1) 多数決原理

    民主主義の概念(1) 多数決原理 哲学の祖で人類の永遠の教師プラトンは、「民主政治」に深い恨みを抱いていた。なぜなら、プラトンの愛するかけがえのない師ソクラテスの命を奪ったのは、古代ギリシャの民主政治だったからである。民主政治も腐敗と堕落の運命から免れなかった。プラトンの哲学の営みが、師ソクラテス... 続きをみる