夕暮れのフクロウ

―――すべての理論は灰色で、生命は緑なす樹。ヘーゲル概念論の研究のために―――(赤尾秀一の研究ブログ)

2007年11月のブログ記事

  • 一粒万倍、一粒の麦も、死なずば

    一粒万倍、一粒の麦も、死なずば 畝を作って、麦を蒔く。 スコップの手を休めて、麦畑から市街地を望む。柿もたわわに実をつけている。 ヨハネ書第12章第24節の、一粒の麦のたとえ話を思い出す。「一粒の麦の種が地に落ちて死ななければ、一粒のままである。しかし、もし死ねば、それは万粒の実を結ぶ。」 この言... 続きをみる

  • 「汝自身を知れ」(グノーティ・セアウトン)

    「汝自身を知れ」(グノーティ・セアウトン) 年齢をとればとるほど、多くの事柄に慣れきってしまったり、細々した日常生活の必要に追われたりして、やがて新鮮な感動などほとんど覚えなくなる。その上に、温暖化だの高齢化だの対テロ特措法など、人間を悩ませる種につきることはないから、ますます子供のような新鮮な感... 続きをみる

  • 聖霊とは何か

    聖霊とは何か キリスト教の神は、三位一体の神として知られている。父なる神、子なるイエス・キリスト、そして、聖霊である。この三者は本質的には同じものであり、それぞれとして現象として異なっているにすぎないとされる。 父である神とは、天地万物を創造された主体である。子であるイエス・キリストとは、言うまで... 続きをみる

  • ユダヤ人、プロテスタントそしてカトリック

    ユダヤ人、プロテスタントそしてカトリック イエスはカトリック教徒ではなかった。また、必ずしもユダヤ人でもなかった。 イエスはキリスト教徒そのものである。イエスはキリスト教徒の初心であり概念である。 それではカトリックでもないプロテスタントは、ユダヤ教にもどるのか。確かに、ユダヤ人とプロテスタントの... 続きをみる

  • 戦後民主主義の人間群像

    協栄ジム、亀田家処分を発表…興毅は「反則指示」認め謝罪(読売新聞) - goo ニュース 戦後民主主義の人間群像 少し前に、亀田一家兄弟がボクシング界に華々しくデビューしたとき、この一家と兄弟に戦後民主主義の新しい日本人像の典型を見るような気がして、この兄弟や一家についての感想を書い... 続きをみる

  • 沖縄県民の民主主義

    沖縄県民の民主主義 先の「集団自決」に関する教科書書き換え問題で、沖縄県の一部の人たちは、多数を動員することによって、政治家や歴史家へ圧力をかけられると考えているようだ。教科書の内容の書き換えを、自分たちの要求する方向に変えるために、明らかに多数意見であることを誇示することによって政治的な圧力をか... 続きをみる

  • 灰谷橋

    灰谷橋 文化の日。晴天の秋空が広がっている。携帯電話の新しい機種が入荷したという連絡があり、それを受け取りに行った帰途、時間にも余裕があったので少し遠出してみることにする。 テレビ報道によると、福田首相と民主党の小沢代表が密室で党首会談を行ったそうである。福田康夫氏や小沢一郎氏などに代表される自由... 続きをみる