夕暮れのフクロウ

―――すべての理論は灰色で、生命は緑なす樹。ヘーゲル概念論の研究のために―――(赤尾秀一の研究ブログ)

2008年12月のブログ記事

  • この一年を振り返る

    今年も今日で終わりです。この一年を振り返ってみても、残念ながら決して大きな進歩があったとも言えません。それは個人的にも社会的にもそうでした。 それでも小さな成果があったと言えば、今年になってニンジン、ダイコン、生姜、タマネギなどの野菜を、はじめて自家製で食卓に上らせることができたことでしょうか。農... 続きをみる

  • 柿の木

    いよいよ年の瀬も迫り来る。せっかく柿の苗木を用意してもらっていたのに、なかなか植えきれないでいたのを、今日になってようやく植え終えた。昨年に柿と桃とイチジクの木を山の畑に植えたが、イチジクと柿をそれぞれ途中で植え代えたのが良くなかったのか、それも、ちょうど霜柱の立つような時期も悪かったのか、とうと... 続きをみる

  • 第二の敗戦―――戦後60年、強姦被害者の心の敗北

    昨夜の夕食後、たまたまテレビを付けると、東京の市街地が空襲を受けている場面が出ていた。ほかにとくに見たい番組もなかったので、そのままチャンネルも変えずにそのままつけていた。 とくに気も入れずに見ていたが、先の太平洋戦争の末期頃の東京大空襲が描かれているようだった。その場面では東京の市民がアメリカの... 続きをみる

  • クリスマスおめでとう

    Bach - BWV 147 - 1 - Herz und Mund und Tat und Leben クリスマスおめでとう。 今年もさまざまな出来事があった。このブログでもさまざまに記録したけれども、今宵のひとときはすべて忘れて。 さて、今年もまたクリスマスがめぐり来る。2008年ももう終わり... 続きをみる

  • 虚無と永遠

    ダイコンやニンジンの種を蒔いたのは、日記によれば九月十日前後のことだから、三ヶ月程度で収穫できるまでにすでに立派に生育していることになる。先々週ぐらいから大きくなったダイコンやニンジンを刈り取って、煮たりみそ汁に入れたりしている。柔らかくて美味しい。また、生姜も根を掘りだしてみると大きく生長してい... 続きをみる

  • 国家による失業、貧困からの解放②

    人類を失業や貧困から解放することは歴史的な課題であるといえる。失業や貧困に苦しめられているかぎり、人間の尊厳も何もないからである。先の論考でも触れたように、二十世紀の共産主義運動などは、貧困、経済格差、戦争などから人類を解放する試みであったといえるが、歴史的に見ても失敗に終わった。それは生産手段の... 続きをみる

  • 国家による失業、貧困からの解放①

    この秋の9月15日、アメリカの証券会社リーマンブラザースの破産に端を発した金融危機は、その後いっそう深刻化し、単に英米経済圏のみならず世界中の実体経済に深刻な影響を及ぼしつつある。 金融恐慌や経済不況の実体は過剰生産恐慌によるものである。それは社会的な生産活動と私有財産制との矛盾によって生じ、社会... 続きをみる