夕暮れのフクロウ

―――すべての理論は灰色で、生命は緑なす樹。ヘーゲル概念論の研究のために―――(赤尾秀一の研究ブログ)

2012年11月のブログ記事

  • 安全保障問題の論客、猪木正道氏の死去といくつかの論文

    猪木正道氏が死去 安全保障問題の論客  「正論」メンバー - MSN産経ニュース http://p.tl/-d6u- 政治学者の猪木正道氏がさる11月5日になくなられたそうである。最近はほとんどマスコミ界にも登場されることはなかったから、最近の動向は全くわ からなかった。青年時代に氏の著作は読んだ... 続きをみる

  • 鳩山元首相と民主党の「世界市民主義」

    人間が、その思考力によって、その抽象化する能力によって、個別的なフランス人や日本人、ドイツ人、アメリカ人などの個別的な人間を越えて、人間一般として捉えるようになったことの意義と限界をヘーゲルは『法の哲学』のなかの一節に述べている。 >><< 「万 人同一な一般人として「私」が把握されるのは、教養に... 続きをみる

  • wissenschaftlich をどのように訳すべきか―――ひとつの試案

    wissenschaftlich をどのように訳すべきか。このテーマで考えてみたい。手元にある三修社の現代独和辞典では、wissenschaft は①学問、科学、②知識、学識 などの訳語が挙げられ, wissenshaftlich では学問の、科学の、学術の、などと訳されている。 wissen は... 続きをみる

  • 「立憲君主国家体制」の欠陥

    本日の池田信夫氏のブログに「放射能という「国体」」と題する記事がありました。          http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51821652.html そのなかで池田氏は丸山眞男の考えを引用しながら、かって戦前の国民の間に憲法学者、美濃部達吉の「... 続きをみる