ヘーゲル『哲学入門』 第一篇 存在 第一部 質 第十八節[誘引]
ヘーゲル『哲学入門』 第一篇 存在 第一部 質 第十八節[誘引]
§18
Diese Ausschließung ist zugleich eine Beziehung auf Anderes und verhält sich also zugleich attrahirend. Keine Repulsion ohne Attraction und umgekehrt.(※1)
第十八節[誘引]
この排除は同時に他なるもの(他者)との関係でもあり、したがって同時に誘引的に振る舞う。 誘引のない反発はなく、その逆も同様である。
※1
前節§17 の「或るものは他なるものに対して、反発的にふるまう」という説明をうけて、その反発は同時に排除でもあり、その反発・排除はそれ自体において誘引や吸引と不可分であることが説明される。
たとえば、磁石はそれ自体において陽極と陰極をもつが、陽極と陽極あるいは陰極と陰極の間同士では反発し斥力が働くが、陽極と陰極との間では引力が働いて磁場を構成する。
また宇宙の場合も同じで、たとえば地球と月の間では遠心力と同時に引力が働くことによって天体が保たれている。
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